林家こん平 糖尿病の合併症で足切断の危機
落語家の林家こん平さんが、多発性硬化症とともに糖尿病も判明し、合併症で足の切断の危機もあったとのことです。
「『糖尿病は父の持病でした。’04年8月に原因不明の難病・多発性硬化症で倒れたあと、検査をするなかで、多発性硬化症とともに糖尿病であることがわかったんです。でも血糖値はそれほど高いレベルではなかったので、主だった治療はしていませんでした』」
【引用：林家こん平 心肺停止から2年「落語会がリハビリ」娘が明かす】
そう語るのは、落語家・林家こん平さん（72）の次女で『一般社団法人 林家こん平事務所』代表を務める笠井咲さん（47）です。
林家こん平さんは、2年前に生命の危機に陥りました。糖尿病がどんどん悪化し、足の壊死が目に見えてわかったとのことです。
医師に足を切断するしかないと言われましたが、セカンドオピニオンを求めて意見を求めたところ、足の切断をしなくて済んだとのことです。
糖尿病で怖いのが、合併症です。合併症が悪化すると目が見えなくなってしまったり、透析が必要になったり、足の切断が必要になる場合があります。
糖尿病の合併症は？
糖尿病には3大合併症といわれるものがあります。
・糖尿病性網膜症
・糖尿病性神経障害
・糖尿病性腎症
これらは、高血糖状態が続くことにより、細い血管や神経が障害されることで起こります。
漢方の役割は？
糖尿病性神経障害では、手足のしびれや、麻痺などが現れます。進行して知覚が低下した結果、傷ができても気づかぬうちに化膿して、ひどい場合には壊疽して足の切断をする可能性もあります。
